あなたへ何かを遺したいと思います。
物がよいでしょうか。
やはり手紙でしょうか。
だとすれば、何を書けばいいのでしょうか。
改まって書くのは恥ずかしいものですね。
では、詩に託しましょうか。
私にとっての詩とは、心の形でございます。
どうぞ、私の最期の想いとして受け取ってくださいませ。



joukiさんからのフレーズ「私にとっての詩とは」

希望を持てぬと君が俯く。
ほろりと涙が伝いこぼれた。

その涙が大地の糧となり、
大地は緑を育み、
緑は生き物を抱き、
生き物は人間を成長させ、
人間は君に語りかける。

「前を見てごらん」

君の目には僕がいる。
きっとそれは、君のおかげ。
君がいるから、僕はいる。

「さぁ、一緒に希望を探しに行こう」


joukiさんへの返歌

背中の温もりを感じながら、
僕にできることを考えた。

考えること、紡ぐこと。

僕の武器はそれだけだから。
君が紡げば、僕も紡ぐ。
言葉は、想いは、世界を変えると信じて。

さぁ、紡ぎ合おう、互いの体温を背負って。
ぼくと共同戦線を張り、輝ける未来へ共に翔けよう。





九重ミワさんへの返歌

言葉をください。
もっと知りたいの。
あなたのことを。

言葉をください。
それしかないの。
方法が。

言葉をください。
知りたいは好きの意訳。
誰かがそう言った。

あれ？　私、あなたを好きなんだっけ。

言葉をください。
とても好きなの。
あなたのことを。

甘い蜜を垂らして。
私の胸に。

ゆっくりと舐めとって。
滴り落ちる前に。

耳元で囁いて。
蜂蜜のような愛を。

記憶に刻みつけて。
私のすべてを。

私も忘れないわ。
最初で最後の人を。


2012/01/02　ポエム２４「初めて」

あなたならいい、と思っていた。
私の初めてをあげるのは。
だけど、後悔しているの。
あなたなんかにあげなきゃよかった。
あなたなんかを愛さなきゃよかった。
あなたなんかと出会わなけりゃよかった。

…ごめんなさい。わかっているの。
出会って、愛し合って、初めて…して、




幸せだったよ。


2012/01/02　ポエム２４「初めて」

枯渇する。
想いが。
失われていく。
もう紡げない。
紡ぐチカラが、ない。

私とあなたで紡いだ詩は、
ココロの中で色褪せていた。

色彩を。
ほんの一刷毛でいい。
色彩をください。

そうしたら、また、
詩を紡げる。
新たな気持ちで、
初めての詩を。

2012/01/02　ポエム２４「初めて」

存在自体が傷つけるものならば、
私はここにいない方がよいのでしょう。

存在自体が救いになるならば、
私は生き続けましょう。

そのどちらなのか、悩んで参りましたが、
答えが見つからないのは、
きっと、天秤のように、
傷つけることも救うこともあるからなのでしょう。